KENCHIKUYA MAECHOU
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外壁仕上げ

2012.03.30

今日は暖かいですね!

絶好の左官日和ということで、
現在建築中の小山市のKさんのお宅では外壁仕上げが始まりました。

仕上げ材は前長ではおなじみの「リシン掻き落とし」です。

この材料は非常に天候や気温に影響を受けやすいので、
天気予報や温度計とにらめっこしながら「ここだ!」という日、時間帯に施工に入ります。

仕上げ材を塗ってから生乾きの状態で掻き落としますので、
時間との勝負!
通常1〜2人で作業する左官屋さんもこの日ばかりは仲間を集めて施工します。

乾かす時間もありますので、1日で作業できるのは外壁が4面の場合せいぜい1〜2面です。

この剣山のような道具でガリガリと掻き落とします。

さて、この掻き落としの作業、
左官屋さんの間では「かっぱく」といいます(栃木の方言かもしれませんが)。

『今日かっぱいちゃう?』

『天気もいいし、かっぱいちゃおうか!』

こんな会話が左官屋さんの間で繰り広げられているかどうかは別として、
この言葉を知ってるとちょっとプロっぽいですよね。

このかっぱいた時に出るリシンは結構な量なのですが、
残念なことに今現在廃棄しています。
何か有効な利用法は無いかと頭を悩ませております。

去年お引き渡しした宇都宮市のTさん宅では、
リシンはアルカリ性なので雑草の力を抑制するかもしれない、
ということでお庭の一部に敷いてみましたがその後どうなりましたかね?

このかっぱいた後のリシン材を有効活用できる方法を知っている方ぜひご一報ください☆

オカ

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