KENCHIKUYA MAECHOU
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こんなところで刻んでいます!

2013.7.12

暑い日が続きますね!

自然乾燥中の木材と木材の隙間でジッと身を潜め、
暑さをしのいでいるカエルを発見。

そこは外敵からも身を守れる、直射日光は12cmも厚みのある木材が断熱材の代わりとなり、皮膚の乾燥を防ぐ。昨日降った雨で木材が濡れていていい感じ(笑)

賢いですよね、自然界の生き物は。

「感じる」んでしょうね、居心地の良さとか、安全性とか。。。

鈍くなってしまった私達人間も持ち合わせているはずです、その「感性」を。

ふと、そんなことを考えました。(^ ^)

さて、その木材乾燥土場の一角に前長の工房があります。

↑この夏、鹿沼市に上棟予定の御宅の構造材です。
刻み(墨に合わせて加工すること)は私、前昌。

↑棟梁は黒崎。おそらく、複雑な納まりの思案中。
墨付け(木材を構造部材へと加工するための線を入れること。)の時も絶対に話しかけない。
聞きたいことがあれば、休憩中に。

それが何故かは墨付けした経験がないとわからないと思います。

それくらい、毎回毎回、勝負しているということです。

の、棟梁の顔が上がると目の前には牛さんが……。(笑)
和むでしょ、時々、窓のすぐ前にまでやってきたりします。

↑松の梁も墨付けの順番を待っています。

直材だけではなく、

「曲がりのある木」を使えるのも大工がつくる「木組みの家」の特徴かもしれませんね!

Fさん!
刻みがある程度おわったら、ぜひ工房までご自分の家の部材を見に来てみてはいかがですか?

組み上がった時には見ることが出来ない、「大工の仕事」がご覧になれます。

その時は改めて御連絡しますね、もうしばらくお待ち下さい。

いつもありがとうございます!

前昌

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