けんちくや前長

2013年8月01日

林業センターに行ってきました!

2013.8.1

皆さん、こんばんは。

ビタミン不足でしょうか?口内炎(LL サイズ)がなかなか治らない、前長大工の前昌です。

トマトのリコピンがいいと聞き、毎日食べていますがそう簡単には効果が出ないようで。

暑さから冷たいものを飲みすぎ、胃腸を冷してしまったのかもしれません……。

しっかり食べてよく寝て免疫力を上げたいと思います。。。

さて、先日、

林業センターに行ってきました。

用事がありまして。(^ ^)

こちらは実験棟内部。
↓凄い装置でしょう!
これで住宅の軸組の『壁』強度を試験して、数値化できるのです。

あ、私は計算など出来ませんよ(苦笑)

コチラの職員の方々がとても優秀で、

装置を使いこなす技術と頭脳にいつも驚かされます。

↑木材を繊維方向に圧縮させて強度を計る装置。

簡単にいうと
『一本の柱に上からどれ位の重さがかかっても大丈夫か、またはその壊れ方はどうか』
を調べることができます。

↑これは引っ張り試験。

以前この装置で、
ブログでも紹介した『金輪継ぎ』を引っ張ってみたことがあります。
確か、4~5tくらい耐えることができたと記憶しています。

金輪継ぎで継いだ12cm角で4tトラックが吊れるということです。
(あくまで引っ張りにです、『折れ』にはそんなに力ないです。)

コチラの施設、
木材の性能や住宅の構造に関わる耐震性などを試験をして、研究されています。

木造住宅の耐震性を高めること……。

試験して検証するって数値化できたり、経験値になったりしますよね。

実際のところは僕が大工さんに数値で『あーだ、こーだ』と説明するより、

その壊れ方を見せた方がずっーと理解して仕事に活かせるように思います。

以前に大工さん達と研修したのですが、皆、興奮気味ですごく良く見ていましたから。

経験値からの推測だからでしょうか、『勘』も高まるように感じます。

一本一本違う自然素材を扱うには、やはり実務者の勘を磨くべきではないか、と考えています。

毎日毎日、積み重ねていく『大工の勘』を……。

日々是勉強ですね!(^ ^)

そうそう、
今月8月25日にこの林業センターを一般公開するイベントがあるようですよ。

興味がある方はぜひ足を運んでみて下さいね。

詳しくは→コチラ

いつもありがとうございます!

前昌