2013年8月14日
およそ100本の席決め
2013.8.14
皆さん、こんばんは。
お盆ですね。
工房のある那須烏山市では
夕方、普段はありえない軽い『交通渋滞』が発生しておりました。
お盆中、田舎は車の量が増えるようです。(^ ^)
皆さん、ご実家へ帰られたり、お墓参りされますからね。
そうそう、初めて展示場に来られた方がよく、
「田舎のおばあちゃん家みたいだ!」
とつぶやいているのを思い出しました。
遠い記憶の中に『木の家』があるんですね、それを懐かしいと感じる……。
『現代民家』を選ぶ理由の一つかもしれませんね。
さて、タイトルのお題に戻りまして……
「100本の席決め?何のこと???」
と思う方がほとんどでしょうね。(^ ^)
コチラは、
鹿沼市に上棟予定の御宅の柱材です。120mm角、大工さん的には「4寸角」です。
40坪の家でおよそ80本くらいの柱を使います。(間取りにより多少、差が出ますが。。。)
その何十本もの柱材を、最初に棟梁が家のどこに、どちら向きに、使うかを決めるワケです。
席決めみたいでしょ。(^ ^) 「大工のコトバ」では『番付け振り』と言ったりします。
スラ〜とした優等生ばかりじゃないんですよ、自然素材だから。
中にはひねくれ者がいたりね、年輪の詰んだ古木も稀に。普通に色もまちまちだし。。。笑
不揃いなのが当たり前の世界。
ならば当たり前に使えばいいのです、それが『現代民家』の考え方だろうと思うのです。
『柱の席決めは棟梁に!』
いつもありがとうございます!
前昌