2019年6月26日
10年先の木組みの建て方を考える
先日紹介したサッシ「ユニルクス」の営業さんの紹介で、
「もとのす」
という設計事務所、工務店、建材商社の共同体が開発した規格型住宅の建て方を見学に、
福島市に行ってきました。
前長の助さん角さん、
ミヤさんシノさんも一緒です。
ご覧の通り、木組みではありません。
現場で出会った建築士の方にも、
「手刻み木組みやってるのにパネル工法見に来たの?」
と言われましたが、思うところあって
とお答えしました。
進化には、
新しい切り口で技術革新を引き起こす必要があります。
そのヒントは、
普段の仕事の延長には落ちていないように思います。
誤解されないでほしいのですが、
普段の仕事を愚かにするとは言ってません。
その毎日の積み重ねが、
誰も敵わない圧倒的な力の差になることも承知してのことです。
10年後、大工人口が減ってきた時、建て方に大工が集まらない状況が予想されます。
前長のような「木組み」の建て方のできる大工となると、
かなり厳しいだろうと思うのです。
高齢化していく大工さん達の高所作業は心配です。
課題は解決せねばなりません!
とは言え、前長が木の家やめることはないです。(笑)
今日はいろいろと考えさせて貰えました。ヒントも沢山頂き、とても勉強になりました。
↑ユニルクスの納まりも見れましたし。
とある建築士の方との出会いもあり、
これからが楽しみです。
秋田行っちゃうぜ!
前昌