2012.07.06

先週に引き続き、今週も一年点検に行ってきました。

今回は宇都宮のＴさんのお宅にお邪魔しました。
去年の6月に内覧会をさせていただいたお宅なので、
このブログを見ている方は御存じの方もいらっしゃるかも知れません。

外壁は『かきりしん　白-0』です。
私個人的にはすごく好きな色なのですが、
汚れが目立ちそうということで比較的敬遠する方が多いようです。
でも、今回のＴさんのお宅もそうですが、
お引き渡ししてしばらくたって伺ったお宅で同じ色を施工されているのを見ても、
特に汚れが目立っているという様子も無く、むしろキレイな雰囲気を保っています。

実は『かきりしん　白-0』は施工する側にもメリットがあります。
色が付いているリシン材は材料の性質上、
施工中の温度や雨に影響されやすく、
『白華』という外壁が白くかすれたような色になる現象が起こりやすいのです。

施工中、材料が乾く間に限ってのことですが、
冬場の気温低下、雨風、強い日差し等
様々な要素が影響しますので施工する時は非常に気を使います。

『白華』が起きたからといって外壁の性能的に問題があるわけでは無いのですが、
見た目に宜しくないですよね。

白の場合は上記の様な心配がありません。
(もちろん白の場合も天気や気温のことも考えますよ)
そういった意味でも『かきりしん　白-0』お勧めですね。

ベランダから望むお庭と前長製1坪物置。
去年植えた芝が青々としています。

ベランダでは『よしず』がスタンバイしてました。
冬は蓄熱暖房機で快適に過ごされたＴさん。
去年の夏はというとエアコンを使用した日は4〜5日程度だったそうです。
さすがに2階は日差しの影響で暑かったそうなので、
今年の夏は『よしず』を導入するようです。

Ｔさんこだわりのオーガニックコットンのカーテンも涼を演出していました。

こちらは神棚です。
神棚自体は前長で施工したものですが、
お宮はＴさんが注文されたもの。
家の形をしたお宮はよく見かけますが、
こちらもシンプルですっきりしていて素敵ですね。

玄関の大谷石も雰囲気がいいですね。

前長の家に住んでいる方は分かると思いますが、
住はじめて一年ほどは構造材が乾燥して割れが入る音が鳴ります。
もちろん構造的に問題がある現象では無いのですが、
特に夜は目が覚めるほどびっくりするようです。

1年点検はお客様のお宅に不具合が出ていないかチェックすることが目的ですが、
お客様の率直な意見を聞いたり、
どのような使い方をしているかを参考にさせていただいたりすることが、
何より会社としても勉強になりますね。

オカ