けんちくや前長

2013年7月07日

押入れこそ無垢の板で

2013.7.7

皆さん、こんばんは。

このところ、夜な夜な木構造の『技術革新』をずーっと考えている、前長大工の前昌です。
(ずーっと考えてますが、ずーっと結果が出なかったりして……。涙)

いずれ形になって皆さんにご報告できるように、もっと考えます! もーっと!(笑)

さて、
今夜は七夕ですね、夏の到来を感じさせてくれます。。。

そう、この蒸し暑い梅雨の時期。

皆さんの御宅の押入れの中はカラッとしていますか?

写真は『下野市の家』の押入れです。

お布団を収納されるということなので、板をすかして『スノコ張り』としました。
(通常はすかしてはいません)

一般的に、押入れや階段下の収納にはベニヤを使っていることと思います。

それが当たり前のように普及してますが、、、

大工としてハッキリ言います、

湿気がこもり易い「押入れ」や「収納」の内装として一番だと思うのは、

やはり『無垢板』です!

おそらく、10人中、9.9人(笑)の大工がそう言うでしょう。

調湿作用のある無垢板がいい、と。

だから、

素足の家では押入れにこうして杉の赤身(芯材)を使っています。(赤身はカビが発生しにくい)

節があってもいいじゃないですか、

色がくすんでいてもいいじゃないですか、

無垢板であれば。

そう、押入れですから。

いつも応援ありがとうございます!

前昌