築25年の前長OB様からのご依頼を頂き、

ウッドデッキの改修工事と屋根替えを。

　　

竣工時、私はまだ学生で先代（親父）がお世話になったお客様。

当時のお話しを伺いながら

「やっぱり木が好きでね。社長が代替りすると会社も変わることが多いけど、考えを引き継いで木を扱える前長さんで良かった…。」

と嬉しい一言も頂きました。

　

木を扱える。

大工なら当たり前なんですけど、

一般的な大工はほとんどそういう経験する場もなくなってきています。

　

「市場の木は使えても、山の木は扱えない」

　

合理化していくことで失う技術ってのもあるわけです。

時代の流れの中で、そりゃあ仕方ないと言われればそれまでですけど、

人の役に立つ技術ってのは残したい。

形を変えたって大切に、とんがってとんがって（笑）みたいと思います。

　

　

２年目の若手大工も育ってきています！

　　

楽しみです！

　　

「伝統のその先へ」

前昌