2020年2月01日
大工、上がる下がる
今日から2月。
早く感じるんですよね、現場出ていると。(苦笑)
下岡本の家は階段の取り付けが完了しました。
踏み板に荷重がかかってギシギシ鳴き易いこともあって、材を「桧」にしています。乾燥と厚み、加工を工夫すれば杉でもいいのですが、「材料」で対応しています。
適材適所という判断が一番無理がないので。
平屋続きだったこともあって、久しぶりの階段加工になりました。(笑)
見習い大工だった頃、どうやって作るかさっぱりわからなかったですが、覚えると簡単で階段の割り付けも基本は「水平距離と高さ」の割り算なだけなので、どんな階段もつくれるわけです。
滑り止めのスリットをいれてあります。
素足なら大丈夫ですが靴下だと滑りますからね。
下りの安心感を。
基準法の範囲内の階段ではあっても「上がり下がりしやすい階段」ってあると思います。
踏み板の幅と一段の蹴上の高さのバランスなのですが、今回は一段増やして上段2段を回り階段としました。
出来上がるとね、
無駄に上がり下がりしちゃいますよね。(笑)
耐久性の確認作業と一段増やした効果を感覚に染み込ませながら。。。
さぁ、断熱工事に入っていきます!
前昌