KENCHIKUYA MAECHOU
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いよいよ自邸シリーズ (7) 構想の巻

前回からスタートした構想の巻。

(前回のいよいよ自邸シリーズはこちら )

頼んであったサンプルを瓦屋さんが持ってきてくれたので、いよいよなのよ、とご相談。

ご覧の通り、前長らしからぬ平板瓦。

「和形じゃないんですか!」

ええ、いつもとちょっと違うから面白いんです。屋根の形状が寄棟なんで、いつもよりサラっと見せたいなと、直線的に。

納まりとか素材感とか相性とか組み合わせを考えるのは最高に楽しい作業ですよね。予算考えなかったら、、ですが。(苦笑)

やはり、いぶしの平板は気になりますね。

実物見ちゃうとね、存在感とか。。(苦笑)

 

普段からモノを選ぶ基準に

「古美ていくものかどうか」

を大切にしています。

 

そうは言っても、、なかなか全て!とは難しい部分もありますが、それでも、よくある「コーティングされていていつまでも綺麗で均一で扱いやすい」的な素材が、年数が経つにつれて「劣化」していくのには違和感を感じてしまいます。表面だけの薄っぺらい素材は好きになれません。

ある建築士の方から教わったのですが、

「吸水性と厚み」が大切なのだ、と。

まったくその通りだと思いました。

 

人も家も古美ていく、

今はそれが自然かなって思います。

 

 

前昌

 

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