KENCHIKUYA MAECHOU
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いよいよ自邸シリーズ (8) 構想の巻

そろそろ全体像の話。ちょっと長くなります。

 

前々回に話した「10年先」考えて家造ろうとすると、単純に今のトレンドとか、その時のデザインとか色々考えたくなりますが、

そうじゃなくて、

もっと「本流」としていくべき要素

って何だろうと。。。

 

ここ数年、自然環境が急速に変化していく気ががして、皆さんもそう感じていると思います。雨が凄く降ったり、殺人的な暑さの日が続いたり。。。今までの「史上最高」が年々「常識」「普段」となっていく、地球規模の変化が始まったのかもしれません。

 

温暖化。

 

それが私の誤算であってほしいですが、世界中の科学者の大半がデータをもとに警鐘を鳴らしているのが現実ですから、目を背ける訳にはいかないと思います。

そういう環境の中での住まい。

昔から、家は雨風しのぐシェルター的要素があるもの。

だから外の影響をなるべく受けたくない。

でも、陽気のいい季節は外を感じたい。

もちろん居心地の良さも高めたい。

 

「そんな木の家がいい。」

 

そこから導き出した、

自然素材で造る木の家の延長線上にある、

前長が提案する新しいコンセプト。

 

それは、

「温熱」環境。

 

「あぁ、断熱材ね、断熱窓ね」

「温暖地なのに?」と思うかもしれません。

同業者や建築関係者に言ってもそんな薄い反応です。(苦笑)

 

だからやるんです、

自宅で実験するんです、

世界トップクラス(パッシブハウス相当)の断熱性能(4地域)を。

 

それも木(木質系)で♡。(笑)

 

つづく

 

 

前昌

 

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