2008年10月15日
まえちょう国際交流
昨日、素足の家の展示場に、タイで森林を学ぶ学生さん達が来ました。
宇都宮大学の農学部森林科学科の先生方と共に、
烏山和紙会館の福田弘平さんのご案内でした。
海外の方をお迎えするにあたって、びしっとした藍の和装で、
和紙を漉く井戸の水と、特別なお茶と、銘菓を用意していらっしゃった、福田さんのおもてなしの心が、とても素敵でした。
学生さん達は、初めて来た日本に興味津々のご様子
素直に疑問に感じたことを、聞いてくれます。
国際交流となれば、もちろん英語なわけで、
四苦八苦の、日本語交じりの英語でも、何とか通じる事に、少し感動してしまいました。笑
頑張って理解してくれた彼女達に感謝です
その中のやり取りで、印象的だったのが、この質問
「どうして、世界的にはドアが一般的なのに、日本はスライドなんですか?」
確かに、普段何気なく使っているこの引き戸も、日本独自のものですね。
「ハレ」の日、つまりお祝いや弔いの時などは、建具をはずして広い間を確保してきたように、
日本の暮らしは可変性を持っていて、ひとつの部屋を幾通りにも使って生活してきました
また、引き戸は「閉」⇔「開」の間があいまいで、自然とのつながり、家族とのつながりを大切にする民族ならではの形ではないでしょうか?
日本人は寂しがりやで、心を大切にする民族なんだろうと思います。
日本人としての おもてなしの心や文化を、
これからも大切にしていきたいですね。
「微笑みの国」というキャッチコピーにふさわしく、
出会った瞬間に、素敵な笑顔を見せてくれた彼女達。
ちょっとドキっとしてしまいました。
帰りに「ありがとう」と、かわいい携帯ストラップをくれました。
彼女の手作りです
まっすぐな彼女達の心にふれて、感動してしまいました。
こちらこそ、ありがとう
素敵な国際交流でした
by 前香