2025年2月02日
年始の試験へ
入試で受験生もそのご家族もピリピリしてくる季節ですが、
前長も「木で解く」試験を新年早々に受けてきました。
場所は埼玉県草加の建材試験センター。
10年前も同所、大臣認定試験の記憶がよみがえってきます…。
今回、現地組立は若手大工2人に依頼しました、私は大工補欠要員。
いい緊張感が伝わってきますね。苦笑
見てるこっちが一番ドキドキです。(笑)
今年は4月に建築基準法改正の施行があり、
それに向けて前長の木のパネル、特に水平構面用(2階床、屋根)の
「蔵PANEL」の性能評価をいただくという取り組みです。
土俵の下であーだ、こーだと持論をブツブツ言うのは苦手なので、
無垢の木だろうが伝統工法だろうが
土俵にあげて認められるだけの性能出せばいいわけですし、
数値で評価されてはじめてその特性や素晴らしさに気付くこともあると思います。
そして私達の家づくりだけでなく、
このパネルを「いいね!」と言ってくれる日本各地の方々に安心して
使ってもらえるようにする、そんなストーリーも描いています。
評価委員会の開催がこれからなので、
今はまだ詳しい内容記述は控えさせていただきますが、
結果が出ましたら当ブログでご報告させていただきますので、
楽しみにお待ち下さい。
※実務者の方でご興味ご質問ありましたらお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
「伝統のその先へ」
前昌