鹿沼幸町の家と宝積寺イタリアン店舗の屋根断熱工事。
200mmを超える厚みの断熱層をつくろうとすると、
吹込み(ブローイング)が圧倒的に優位となるが、
木質系の施工となるとできる事業者はまだまだ少ないという現実。
機械との相性もあって、セルローズファイバーは吹けても
ウッドファイバー(シュタイコ)はよく詰まってしまい
嫌がられるから。。。(苦笑)
私は運がよくて、
最初に出会った吹き込み職人の方の技術力がとても高かった。
機械の差とかものともせず、
「なんで?」「腕だから」(笑)
そりゃわかるけど、職人魂メラメラきちゃってね。(笑)
機械とのご縁もあって
温熱的に解決したい既存住宅もたくさんあり、
前長は前長のやり方で解くことを貫きたい。
そんなわけで、今回も
m‐blO (エムブロウ)
吹き込み屋です。(笑)
前長の木組みの家は大量に沢山作れるわけじゃないですし、
高品質なものを求めればこそ、技術屋の出番です。
構造(耐震)、防水、断熱は重要な要素ですから、
やはり大工に任せるべきだと思うのです。
手で触れて確認する。
密度計算だけじゃなくてね、
木で解く現場なんで
やっぱりアナログな感覚が大切なんです。
そのあたりが職人たる所以かもしれませんね。。。
「伝統のその先へ」
前昌